小春日和揃え『月兎紋様に黄金の紅葉』合わせ
商品詳細
『月兎紋様に黄金の紅葉』合わせ
工場にて組みあ上がった自灯明をそのまま撮影致しました。
故人様・送られる方々の実際の”目線”を意識しての画像となっています。
特に
画像1枚目は、棺において当方が最も大切にしている確度の画像となります。
画像9枚目は、故人様のお顔上部の小蓋が閉められた状態における故人様の視界となります。
真っ暗闇ではなく、和紙を透過した優しい光がお顔に届きます。
画像10枚目は棺の小蓋が閉めてない状態の棺内空間の視界です。
画像11枚目は棺の上蓋2枚が閉まった状態での棺内空間の視界です。明るさがほとんど変わらない明るさです。
和紙を透過し、温かみと優しさを増した光が棺内を照らします。
素人撮影の為、実物の質感は想定を超えるものと思います・・・・。
構造
相応の重量に耐えなければならいない棺底部以外の棺構造面は組子技術によって構成しています。
棺組み立ての際、和紙に影響が出ないよう和紙の厚さを考慮した緻密で精巧な寸法割り出しと正確で丁寧な技術により仕上げられます。
棺構成面は3層の和紙により丁寧に貼りあげられています。
その為、板状面等にベタ張りした場合と大きく異なり、棺全体がふっくらした温かみのある優しい仕上がりとなっています。
仕上げの鳥の子和紙は施工が難しい素材であるのに加え“太鼓貼り”という難易度の高い仕上げ方法になっております。
大量生産による画一的で無機質な棺とは全く異なる質感です。
棺内底部に敷き詰められている畳表（いぐさ）は細長い形状故、たわみや波打ちしないよう丁寧に仕上げられています。
特に自灯明は底部に傾斜を設けている為、畳表が綺麗に納まるよう製畳方法にさすがの工夫がなされています。
まさしく日本の天然素材である和紙、畳に日本伝統の建具と経師の技術の新しい表現の容です。
“心を込めてつくる”という仕事が少なくなるばかりの時代にとことん手間を掛けて創っている稀有の葬具です。
棺室内
真新しい”いぐさ”が敷かれ、壁面・天井には優しい質感、温かい質感の鳥の子和紙に日本の色にて月兎が鳥の子和紙に描かれています。
棺室外
日本の伝統色である煉瓦色の雲肌鳥の子紙に金色の紅葉が刷り込まれいます。
仕上げ情感
秋をイメージした自灯明です。
秋の深まりをイメージする紅葉紋様の外観と月兎が飛び跳ねている部屋内面は温もりを表現致しました。
落ち着いた金色でランダムに配置された紅葉紋様と月兎紋様により”温度”を感じる一灯となりました。
棺室外寸法
室幅650�弌濕篠�1,800�弌澆�顔部分天井高470�弌濛�先天井高340��
棺室内寸法
室幅510�弌濕篠�1,750�弌澆�顔部分天井高415�弌濛�先天井高335��
