燦爛(さんらん) [“徳川”に“布目金紋様”合わせ]
商品詳細
“徳川”に“布目金紋様”合わせ
故人様・送られる方々の実際の目線の棺画像を撮影しました。
特に故人様目線での自灯明内の和紙と畳の風情、薄和紙を透過して故人様を包む優しい明かりをご覧下さいませ。
素人撮影故、棺画像よりも実物の質感は想定を上回ると思います。
構造
相応の重量に耐えなければならいない棺底部以外の棺構造面は組子技術によって構成しています。
棺組み立ての際、和紙に影響が出ないよう和紙の厚さを考慮した緻密で精巧な寸法割り出しと正確で丁寧な技術により仕上げられます。
棺構成面は3層の和紙により丁寧に貼りあげられています。
その為、板状面等にベタ張りした場合と大きく異なり、棺全体がふっくらした温かみのある優しい仕上がりとなっています。
仕上げの鳥の子和紙は施工が難しい素材であるのに加え“太鼓貼り”という難易度の高い仕上げ方法になっております。
大量生産による画一的で無機質な棺とは全く異なる質感です。
棺内底部に敷き詰められている畳表（いぐさ）は細長い形状故、たわみや波打ちしないよう丁寧に仕上げられています。
特に自灯明は底部に傾斜を設けている為、畳表が綺麗に納まるよう製畳方法にさすがの工夫がなされています。
まさしく日本の天然素材である和紙、畳に日本伝統の建具と経師の技術の新しい表現の容です。
“心を込めてつくる”という仕事が少なくなるばかりの時代にとことん手間を掛けて創っている稀有の葬具です。
棺室内
落ち着いた質感の手漉き布目金を貼り込みました。
手漉きの茶色の和紙に刷毛で金を靡いたような高級和紙は静かな輝きを放ちます。
棺室外
徳川美術館に所蔵されている狩野派“四季花鳥図”をモチーフに最高の職人技による金銀砂子細工を駆使した最高級織物和紙にて仕上げました。その豪放な装飾性は金碧画を思わせる風格を醸し出しています。日本伝統意匠における最高級織物和紙の逸品です。
仕上げ情感
一般的日本人の思考・先入観・固定観念・常識・マーケテイングなどの判断基準から遠く外れた、1室1室手創りの棺屋だからこそ製作可能な棺を創りたいと考えました。
自灯明の可能性に明かりを灯す一灯です。
棺室外寸法
室幅650�弌濕篠�1,800�弌澆�顔部分天井高470�弌濛�先天井高340��
棺室内寸法
室幅510�弌濕篠�1,750�弌澆�顔部分天井高415�弌濛�先天井高335��
★こちらの棺は、お顔部分も本体と同じ和紙を貼り込んでいるため、お顔部分に明かりが届かない仕様となります。
